深圳で中古のASICが手に入る?中国の中古マイニングマシンの市場動向 – マイニングマシン買取

深圳で中古のASICが手に入る?中国の中古マイニングマシンの市場動向

1000台単位で投げ売りされるマイニングマシン

海外の中古市場ですが、もっとも大きな市場はやはり中国です。

中国は香港やシンセンなどに秋葉原みたいな電気街があり、そこではAntminerが何千台と投げ売りされているそうです。

日本ではありえない姿ですね。秋葉原で中古のASICを売っている店はおそらく一つもないでしょう。

よくお客様から、「シンセンでAntminer S9を1000台買った」、「1台12,000円で買った」なんて話を聞くこともあるのですが、注意が必要です。

中国で中古を大量に扱っている業者の場合、保証はまずありません。

良心的な業者なら交換くらいしてくれるかもしれませんが。

 

中国で中古マイニングマシンを買っても大丈夫なのか?

また、何千台、何万台という在庫を持っている業者が、1台ずつ動作確認をしている訳はありません。

日本国内の良心的なマイニングファームであれば、ASICは購入してから1週間(168時間)はテスト運転して、問題のなかった機種だけをお客様に提供しています。

それと同じ作業を、中国の中古マイニング業者がおこなっているなんてことはあり得ません。

例えば1000台を、ネットワークにつないで、ハッシュレートが適正に出ているか、マイニングできるかどうかを確認していたら、相当な時間と労力がかかります。

1台12,000円で販売できるわけがありません。

 

四川の洪水で浸水したマイニングマシン

中国の四川省では、2018年7月に大規模な洪水があり、数万台というマイニングマシンが浸水の被害にあった模様です。

そんなマシンが業者に流れているということも想像できます。

また、浸水したマシンでなくても、まだまだ訳あり物件はあります。

例えば、ASICのプログラムが書き換えられている、ハッキングされているケースがあるのをご存知でしょうか?

中古のASICを買って、ネットワークにつないでマイニングを始めたものの、一向にコインが掘れないということがあるそうです。

実は、プログラムを書き換えたASICをわざと中古市場に出して、他人の電気代を使ってハッカーがマイニングしているのです。

さすがに全てを搾取したらマイナーに気づかれてしまうので、全体の数%だけとか、見つからないようにうまくやっているのかと思いますが。

それから初歩的なことですが、パスワードが書き換えられていて、ログインできないというASICもあります。実はこれは日本でもよくあるので、弊社でも気を付けています。

結論としては、中国で中古のASICを買うときは、充分に注意しましょうというお話でした(笑)。

 

大手金融機関のマイニングファーム買い漁りをご存知ですか?

以下は余談です。

これはお客さんから聞いた話なのですが、アメリカのゴールド●●●●クスのような会社が、中国のマイニングファームの買収に動いているそうです。

買収に動いているといっても、1つや2つではなく、大量に買い集めているとの話です。

マイニングファームというのは、キュービクルのような電気設備や、空調などかなりの投資が必要になります。

中国のマイニングファームというと、体育館くらいの大きさがあるそうですから、初期投資だけでも数十億円はかかっていると思われます。(マイニングマシンだけで2~3億ではすみませんから)

中国は電気代が安いからマイニングに良い環境だというのは昔の話で、仮想通貨がこれだけ暴落すると、とてもやっていけないマイニングファームがたくさんある訳です。

それを、アメリカの金融機関が、数千万円とかただみたいな価格で買収していくのでしょうね。

日本でも、マイニングファームごと売りたいという方はいらっしゃるのですが、弊社でも対応可能です。

ただ在庫できるわけではありませんから、不動産仲介のように物件を紹介するお取引きになります。

ご興味ある方はご相談下さいませ。

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