中古ASICの暴落率がハンパない件

収益の出ないASICなんて誰が買うのか?

中古のASICなんて売れるんですか?ってよく聞かれますが、実際に売れます。

壊れてポンコツになったものは売れませんが、きっちり動作するものはある程度売れます。

誰が買うのかというと、電気代を安く済ませられる方々です。これは中国などのアジアだけでなく、日本国内にもいます。

その場合、個人というより大規模なマイニングファーム業者になります。企業努力で9円/kWhという電気代で運用している業者もいます。

暴落するとASICを手放す人が増えてくる

また、ASICの中古価格にはトレンドがあります。

仮想通貨の価格が高騰しているときは、特に高く売れます。

メーカーでも在庫が少なくなってくるので、中古でもいいから買いたいという人が多くなります。そうなると、定価以上で購入する人さえいます。

もちろん、高騰しているときは、ASICを手放す人はほとんどいなくなります。誰もがマイニングに夢中ですからね。

逆に暴落しているときは、手放す人が急に増えてきます。

需要より供給が過剰になってくるので、どんどん値段が下がってきます。

また新機種が出ると、買い替え需要が発生するので、大量の旧機種が売りに出されます。

2018年の後半などは、その両面から暴落のトレンドでした。

実際に、どのくらい中古の価格が下がっているかを見ていきたいと思います。

データは、いくつかの中古品取引所の価格から集計したものです。また、平均価格の推移ではなく最低価格の推移になりますのでご注意ください。

 

Antminer S9は高く売れるのか?

たくさん出ているAntminer S9シリーズのうち、ここでは13.5TH/sを見ていきましょう。

 

このマシンが発売されたのは、2017年9月でしたが、中古が出てきたのは2018年1月頃からでした。

中古の価格は、2018年1月には、600,000円に迫るほどでしたが、3月には300,000円を切っていますから、たった2か月で半値になっています。

さらに5月には、100,000円を切ってきました。

そして、8月には50,000円、10月には30,000円を切る数字になっています。

もちろん、Antminer自体の定価も大幅に下がっています。

2018年11月時点で、Antminer S9 13.5THsは販売終了となっていますが、その後継機種であるAntminer S9j-14TH/sは、294ドルですから、33,000円ほどとなっています。

1年前に比べて、90%以上も低下が下がっているんですね。

 

Baikal Giant-B(BK-B)も暴落

次にこちらも人気のあったBaikal Giant-B(BK-B)を見ていきます。

 

このマシンが発売されたのは、2018年1月でした。

中古品が市場に出てきたのは3月で、360,000円で取引されていました。

それが翌月には、200,000円、7月には60,000円、8月から10月にかけては30,000~40,000円ほどまで落ち込んでいます。

ずいぶん中古市場だけ下がっているような気もしますが、定価自体がめちゃくちゃ下がっていますので、これはどうしようもないですよね。

2018/11時点でBK-Bの定価は399ドルとなっています。

http://www.baikalminer.com/

他にも、もっと暴落している機種はあります。

たとえばAntminer D3(19.3Gh)などは、2017年11月には150,000円、2018年3月ごろには50,000円で取引されていたものが、11月には2,000円ほどにまで落ち込んでいます。

15万円が2,000円ですから、なんと98%も値下がりしているのです。

ちなみに最初の定価が30万円位で、現在の定価は4,000円くらいになっているので、メーカーでももう投げ売り状態です。

https://shop.bitmain.com/product/detail?pid=000201810311345082643S60TX7I0609

 

損切りが遅れると、出血はもっとひどくなる

このように、ASICの中古に需要があるといっても、実際に取引される価格は非常に低いです。

定価自体がどんどん下がっていますから、元値の半分で売りたいなんてとても無理です。

でも、現在の定価の半値くらいであれば、採算が合うから買いたいという方々はたくさんいます。

「えーっ、50万円で買ったASICが5万円なの?」って驚かれる方もいらっしゃいますが、定価自体が7割、8割も下げっているのだからしょうがないですよね。

このまま損切りしないで何年も持ち続けていれば、誰も買い手はいなくなります。

売るどころか、産業廃棄物業者に、何十万円も払って処分してもらうしか方法はなくなってしまうのです。

もちろん、収益が出ているASICだったら中古でも数十万円で売買されているものもありますので、すべての機種が二束三文というわけではありません。

 

ASICの買取価格は?

尚、弊社のようなリサイクル業者の買取価格は、その市場価格の30%~70%ほどになります。

30%から70%というと非常に幅がありますが、これは様々な条件により異なります。

マシンのメンテナンス費用、テストをおこなうエンジニアの人件費、遠方までトラックを手配させて頂く費用など経費がかなりかかりますので、買取価格にも反映されます。

また箱や緩衝材があるかないかでも、買取価格が変わります。輸送のコスト、梱包作業にかかる時間、運搬のしやすさなどに差が出てくるからです。

逆に中古といってもほとんど新品同様で、右から左へ流すだけの場合は、手数料として15%ほどしかいただかない場合もあります。

いずれにしましても、個別のも見積もりになりますので、一度お問合せ頂きますようお願いいたします。

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