中古マイニングマシン(特にASIC)が市場に出るのはいつか?

 

マイニングマシンはいつ売りに出されるか?

 

昨年よりマイニングマシンの買取をおこなっておりますが、弊社に寄せられるお問合せの件数にはかなり波があります。

大きく分けると3つです。

1、仮想通貨が暴落したタイミング

2、新しいマシンが発売されたタイミング

3、その他の環境変化

 

 

1、仮想通貨が暴落したタイミング

1についてですが、お問合せが急増したのが、昨年の2018年11月のビットコイン大暴落のタイミングでしょう。1BTCが70~80万円台から40万円を切るまで暴落したので、耐え切れなくなったマイナー、マイニングファーム様がマイニングから撤退の動きを見せました。

名前は出せませんが、日本でも有名な大手マイニングファーム様からも多数の引き合いがありました。資本力も技術力もある会社が耐え切れないとなると、中小零細のマイナーはどうなってしまうのだろうと心配になりました。

またこのタイミングですと、中古販売も冷え込んでしまいますので、弊社の在庫もまったく売れなくなりました。

12月から2019年1月にかけて、この冷え込みは続きました。

 

2、新しいマシンが発売されたタイミング

これは、ASICに限らず、圧倒的なパフォーマンスを持つ製品が登場したときは、前の世代の製品は陳腐化してしまうので、一気に買い替え需要が発生します。

特にASICの場合は、マイニング自体ができなくなってしまうので、持っていても全く意味のない鉄くずとなってしまいます。

メーカーの方でも一気に定価を下げるので、笑ってしまうこともあります。

例えば、Antminer D3(X11/ダッシュのASIC)は、2017年9月に出たモデルで、当初は定価3000ドル(33万円)くらいだったのですが、2018年に入ってみるみる定価を下げていき、夏前には定価30ドルとなっていました。

ちょうど値段が激しく下がったのは、Innosilicon A5+ DashMasterが発売された、2018年3月ごろからでしょうか。

Bitmain Antminer D3のスペックが、17.5Gh 1280W

Innosilicon A5+のスペックが、65Gh/s 1500W

ですから、ハッシュレートで比較すると4倍近く違います。

これでは全く勝負になりませんね。

D3は発売当初はかなり売れていたようですので、Bitmainも大量に製造していたのでしょう。定価30ドルで売られているのを見たときは、在庫を早く処分したいという姿しか想像できませんでした(笑)。

 

3、その他の環境変化

2019/1のイーサリアムのASIC禁止のニュースが流れたあとは、イーサリアム系のASICや、マイニングリグの売却依頼がたくさん発生しました。

ASICでいうと、Antminer E3、GPUでいうとP104-100あたりです。Antminer E3はそれまで10万円程度の価格で販売できましたが、2月以降は全く売れなくなりました。

P104はイーサリアム専用のGPUのため、3Dやゲームなどの用途に使えないということもあって、まったくリユース需要がなく、弊社でも買取できませんでした。

Antminer E3は日本国内では全く需要はないのですが、海外では2019年3月現在でも売買の動きはあるようです。とはいっても、相当安く叩き売られていますが。